吉田
【元生地屋が解説】
こんにちは‼
デニム研究所倉敷店 吉田です。
デニム研究所のWEBが新しくなり今回初の投稿になります。
なので簡単な自己紹介から。
僕は弊社ジャパンブルーに入社して今年で15年目になります。
最初の所属はテキスタイル部門でした。
テキスタイルとはジーンズなどの製品に使われる「生地」を
製造・卸販売する部所で、
弊社はデニム生地の製造販売をする会社として創業、現在も国内外のブランドやメーカー様に向けて
製品開発と素材提供を行っています。
僕は長年テキスタイル部で海外営業をしていたのでデニム生地の知識は多少知っているつもりです。
なので僕のブログでは意外と知られていないデニムの知識や、ウンチクなどを書かせていただき、
皆様にもっとデニムやジーンズに興味を持っていいただければと考えています。
という事で、
日本のデニムといえばセルビッチデニム、世界的にも有名なセルビッチですが、
「セルビッチてそもそも何?」という方も多いと思います。
まずはそこから解説します。
ジーンズの裾を捲くって外側を見てもらうと色が違う部分があるかと思います。
5mm巾くらいの白い部分、これがセルビッチです。
桃太郎ジーンズならピンクのライン(写真参照)
シャトル織機と呼ばれる旧式力織機で織られた生地にはこの耳と呼ばれる部分があります。
旧式力織機に対して生産性を向上させた新式の織機/革新織機にはこのセルビッチ=耳の部分が存在しません。
ヴィンテージの織機で織られたデニム生地にはセルビッチがあり、この生地を使用して作られたジーンズが
いわゆるヴィンテージ・レプリカと呼ばれています。
シャトル織機<TOYODA GL-9>
しかし既に織機自体の生産が終了してしおり、旧式力織機は現在稼働しているものしか存在しません。
故障して動かなくなった織機も部品取り用として保管され、故障の際にもすぐに修理対応できるようにして、
良い状態で常に稼働できる状態を保つようにしています。
世界に認められる日本製デニム、昔ながらの織機を使い熟練の職人の手で織られる希少性の高いデニム生地、
これがセルビッチです。
今回は第一回目という事で、ざっくりですがセルビッチについて書かせいただきました。
次回からはもっと突っ込んだ内容でデニム生地の生産工程に沿って書かせていただきますのでお楽しみに‼
桃太郎ジーンズやJAPAN BLUE JEANS・SETTOなど デニム研究所でお取り扱いのある製品を全てお試しいただけます。
【TRY ON SERVICE お問い合わせ先】
デニム研究所 さんすて岡山店
Mail:denimlabo-ok@japanblue.co.jp
TEL:086-206-3955
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デニム研究所 by JAPAN BLUE 「デニム研究所とは?」
倉敷・児島テキスタイルメーカー「ジャパンブルー」が手掛ける5つのジーンズブランドを
様々な視点でセレクトしたブランド複合型店舗。
「自分の個性にフィットしたジーンズ」を発見できる
ラボラトリーのような空間を展開し、
ブランドの垣根を越えて新しいスタイリングを提案していきます。
取り扱いブランド:桃太郎ジーンズ/JAPAN BLUE JEANS/URVIN/SETTO/NEGATIVE DENIM
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