吉田
【元生地屋が解説】ヴィンテージバンダナ
デニム研究所倉敷店 吉田です。
先日お客様からお電話でバンダナについての問い合わせがありました。
ご購入頂いたバンダナの3辺は巻縫いされているが1辺が縫われていないのはなぜか?
というご質問でした。
弊社のバンダナ(桃太郎ジーンズ、ジャパンブルージーンズ共)は旧力織機で織った
耳付(セルビッチ)の生地を使用したヴィンテージ仕様になっています。
1辺はセルビッチ使いで巻かずに仕上げています。
セルビッチの部分はほつれないので問題なしです!
旧力織機で織るセルビッチの生地巾はジーンズに使用するヘヴィーオンスの生地で80㎝巾、
シャツ地用の生地は110~120㎝巾位。
バンダナ用の生地も110~120㎝の物になります。
バンダナのサイズは大体一辺50~55㎝位なので生地巾120㎝あれば用尺1mで4枚取れる計算です。
これが革新織機で織った150㎝巾の生地だと用尺1mで6枚取れる計算になります。
また、セルビッチ生地で作るバンダナはセルビッチの側に針孔が開いているのも特徴です。
バンダナの柄はプリントなので版を作って原反にプリント、その後裁断縫製するのですが、
プリントの際生地がよれると綺麗にプリント出来ないので生地の両端を固定してテンションを掛けて
やる必要が有りその際に使用するのがピンテンターと呼ばれる部品で短い針が複数付いてます。
テンターの針が生地に刺さってズレない様になります。
革新織機で織る生地ならテンターの針孔の部分がほつれ防止で4辺巻縫いするので見えないのですが、
旧力織機の場合はセルビッチの辺は巻かないので針孔がそのままになっています。
と云う事で、ヴィンテージ使用のバンダナは1辺は巻かれておらず針孔がありますが、
そう云う仕様なのです。
セルビッチとピンテンターの針穴!
ジーンズ同様ヴィンテージレプリカの生地を使用して、昔ながらの仕様で作られるアクセサリー類は
デニム商品との相性もバッチリ!!
ご来店の際はぜひご覧になってみてください。
桃太郎ジーンズやJAPAN BLUE JEANS・SETTOなど デニム研究所でお取り扱いのある製品を全てお試しいただけます。
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