山本
超貴重??巷で噂のスビン綿とは?
こんにちは。
デニム研究所オンラインショップの山本です。
早い方は、明日からGWですね。
オンラインショップは、GW休業で4/29~5/5まで休業いたします。
ご出荷など、お時間を頂戴いたしますが、何卒ご容赦くださいませ。
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ですが、私は休みではなく、店舗に出勤しておりますので、
もしよかったら、児島・倉敷地域の直営店でお会いしましょう。
さて、今日は近年、ファッション業界で耳にする機会も増えてきた
スビン綿についてお話ししたいと思います。
皆様は、スビン綿(スビンコットン)はご存じでしょうか?
JAPAN BLUE JEANSの直営店に行かれたことのある方は、ご存じかもしれませんが、
とても貴重で珍しいコットンなので、聞いたことがない方も多いかと思います。
スビン綿は、インド南部で栽培されるコットンです。
このスビン綿は、インド原産の「スジャータ種(SUJATA)」と
綿の中でも最高級の「シーアイランドコットン(海島綿:St.VINCENT)」を
掛け合わせて生まれた品種になります。
それぞれの頭文字を取って、「SUVIN」という名前になっています。
なぜ、インドの南部で栽培されているかというと、
その場所の栽培条件が「スビン綿」を栽培するのに、適しているからです。
そもそも「スビン綿」を生育する環境条件は厳しく、
高原で風通しがよく、夏が暑くて雨が良く降る地域でないといけなく、
インドの南部の一部地域のみで生産が可能ということです。
綿の中でもいくつか種類がありますが、
大まかに、繊維の長さによって綿のグレードが決められます。
21㎜以下を「短繊維綿」、21-28㎜程度を「中繊維綿」、28㎜以上を「長繊維綿」と分類されます。
その中でも一番繊維長が長い綿を「超長綿」と呼び、繊維長が35㎜以上のものになります。
「超長綿」の代表格が、「シーアイランドコットン(海島綿)」やエジプトの「ギザコットン」、
アメリカの「スーピマ」などがあります。
そして、この「スビン綿」も「超長綿」の一種になります。
これら「超長綿」は、全世界で生産される綿の中で約数%とかなり貴重な綿となります。
スビン綿は、繊維自体が細く、長いうえに、強いのが特徴です。
繊維自体が強いので、糸にする際に強く撚る必要が少ないので、
柔らかい糸が仕上がります。
その柔らかい糸を使って生地を織るので、
なめらかな肌触りで柔らかく、しなやかな風合いの生地に仕上がります。
その上に、スビン綿は、油分が多く含まれており、シルクのような光沢感があります。
このスビン綿でデニム生地を作ると、シルクを入れたかのような、
光沢感のあるしなやかなデニム生地に仕上がります。
また、肌触りもすごく優しく、デニム特有のゴワゴワ感や、ざらつきが少ないのが特徴です。
硬いデニムやデニムのゴワ付きが苦手な方には、スビン綿のデニムを試してみてもらいたいです。
でも、スビン綿自体貴重なのに、そんなスビン綿を使ったジーンズなんて
どこにあるの?と思った、そこのあなた!ご安心ください。
スビン綿のデニムを使ったジーンズがJAPAN BLUE JEANSの直営店限定でございます。
J042241 / テーパード / 13.5oz スビンゴールド綿セルヴィッチ(直営店限定)
J052242 / スタンダード / 13.5oz スビンゴールド綿セルヴィッチ(直営店限定)
J062243 / ハイテーパード / 13.5oz スビンゴールド綿セルヴィッチ(直営店限定)
3つのシルエットで、細めから太目まで揃っております。
必ずしも超長綿で作られたデニムがいいというわけではありません。
それこそ、好みの部分もあるかと思いますが、
この超長綿でデニムを作ること自体かなり贅沢でレアなことなので、
ぜひ一度、脚を通して、スビンの肌触りの良さを確認してもらえるとうれしいです。
気になる方やご質問がある方は、お気軽にデニム研究所オンラインショップまでお問い合わせください。
それでは、楽しいGWをお過ごしください。
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