皆さまこんにちは。

ジャパンブルージーンズ児島店おくちゃんです。
 

先日、藍染の前段階藍建てを体験しに”藍畑”へ行ってきました！

藍建てとは藍を発酵させて染められる液の状態にすることで、藍染にはかかすことの出来ない大切な工程です。

これは"すくも"といって、乾燥させた藍の葉を茎と葉に分けて藍の葉にむしろをかけて1週間から10日おきに水をかけて発酵させるのを繰り返し、100日程かけてつくられたものです。

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乾燥した藍の葉

このすくもをまず袋から出して塊をほぐしていきます。

これが意外と握力が要るんです。笑

ずっとしてると結構大変…

これで粗方ほぐせたら石灰を入れて混ぜ合わせます。

よく混ざったら強アルカリ水を加えしっかり練ります。

これまた先程よりさらに力が要る…

素手だと指紋が溶けてしまうそうで、手袋必須です。

しっかり練り合わせたら甕の中へ入れます。

更に強アルカリ水を加えて混ぜます。

混ぜるのも一苦労！

大ベテランの岡本さんが優しく教えてくださいました！

藍建後、すぐに染めれるのかというとそうではなく、ここから発酵させてようやく染めれるようになるそうです。

真夏の暑い時期で1週間ほど、大体は2週間ほど時間を要するそうです。

あくまでこれは目安で、藍は生きているため、その藍によっても違うらしく、ご機嫌を取るのも一苦労だそうです。

熟練の技でしか成しえないことですよね！

 

今回藍建の体験をさせていただいて、たくさん手がかけられていることを知り、なぜ藍染商品が高く評価されるかを知ることが出来ました。

藍によって染まり方もひとつひとつ違う、同じ甕のなかの藍でさえコンディションによって違うそうなので、ほんとに世界でたったひとつですよね！ジーンズ同様人によって経年変化の仕方も異なるのでそこから更に自分色に染まっていくとなるとそりゃあ〜たまらんです！笑

皆さんも藍染商品を見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

 

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