ザマ

2022 27 Sep

秋冬服に使われる生地を解説します!!

こんにちは!
渋谷店のザマです!

気が付いたらだいぶ涼しくなってきましたね~
そろそろアウター着れるようになりますかね?今育て中のGジャンがあるので早く着たくてしょうがないんですよー。
というかちょっと暑いけどもう着てしまうか…とかとか考えたりしている今日この頃です(笑)


さて!もう半年以上やってるしそろそろ本当に恒例と言って良いのではないか?
と勝手に思っている映画レビューのお時間です(笑)

最近観に行って良かったのは『異動辞令は音楽隊!』ですね!
個人的に大好きな俳優、阿部寛が主演のヒューマンドラマ。現場一筋で生きてきた昔気質で頑固な刑事が
とあるきっかけで警察組織の中でもあまり知られていない音楽隊への異動を命じられ、
そこの人達とぶつかりつつも交流を深めるうちに、過去の自分を見直すようになっていく…というストーリー。
単純なコメディ映画かと思いきや、かなり濃いヒューマンドラマかつ刑事モノで見応えのある作品でした。
万人におススメできる良作です!阿部寛好きは映画館へ走れ!!(笑)

 

と、そんなところでそろそろ今日のお話に入ろうと思います!
今日僕からお話しさせていただくのは秋冬生地について!

一般的に秋冬生地といってもかなり沢山あるのですが、
その中でもJAPAN BLUE JEANSの22AWで使われている物を中心に見ていきたいと思います!


というわけでまずはこちらの生地↓

こちらは秋冬アメカジ定番のシャツによく使われているフランネル生地です!
フランネルとは平織、または綾織で織った生地を起毛させた物の事をいいます。
ただ正確にはウール素材の物を差すので、シャツ等に使われている綿素材の物は
「コットンフランネル」というのが正式名称なんですね。
(よくネルシャツと呼ばれている物がありますが、これはフランネルシャツを省略した呼称)

通常のシャツ生地と同じ綿100%でも起毛させている分、空気を多く含むので保温性が高いのが特徴です。
ブランドによっては更に暖かくするためにアクリルやウールを混紡したネルシャツもあったりします。
(その分耐久性が落ちたりするので一概にどれが一番良いとは言えません)


そしてフランネル生地の仲間であるこちら↓

こちらの生地はフラノといってカテゴリーとしてはウールのフランネルと同じ生地という扱いなのですが、
一般的にはフランネルをより圧縮し厚くした生地でアウターやジャケットに使われている物がそう呼ばれています。
当然、フランネルよりも重量感があり保温性の高い生地ということになりますね!


更に更にそのフラノと似て非なる生地がこちら↓

小中学校の頃に家庭科の授業で使ったことがある方も多いのでは?ずばりフェルトです!
ぱっと見だとフラノと何が違うの??という感じだと思いますが、
フラノが織られた生地を起毛させ圧縮した物なのに対して
フェルトは繊維の状態のまま織らずに圧縮して絡ませ生地状に薄くした物をいいます。
フラノに比べると芯が無い分引っ張る力や摩擦などに弱いのですが、
逆に芯が無いからこそ軽くクッション性があり、繊維が密に詰まっているので断熱性や保温性にも優れているのが特徴です。
 

ちなみにウール素材だとフェルトなのですが、
これをポリエステル等の化学繊維を使い同じ手法で作った物フリースといいます。

アウトドア系の冬物アウターでよく使われている生地ですね!↓

化学繊維を使うことで耐久性が高く水分に強くなりますが、フェルトに比べると静電気が起きやすく
毛玉ができやすいのが特徴です。どの素材も一長一短ということですね!

 

さてここまで秋冬物の生地を見てきましたがいかがでしたでしょうか??

普段当ブランドだとやはりデニムの生地がフォーカスされますが
その他のアイテムももちろんMADE IN JAPAN!こだわって作っています!
秋冬物のトップスやアウターもこれから続々入荷予定なので、ぜひチェックしてみてください!

渋谷店でお待ちしております!!

 

ザマ