ザマ
デニム?ダンガリー?シャンブレー?
こんにちは!...というかはじめましてですね!
今回初めてブログを書かせていただきます渋谷店の座間と申します。
先月入社したばかりの新参者ですがどうぞお手柔らかに。
簡単に自己紹介させていただきますと、わたくしファッションには音楽から入りまして
(過去に音楽活動をしていたとかいなかったとか...)
今までいくつかの比較的音楽カルチャーと縁のあるブランドで働いてきました。
なのでファッションとカルチャーのリンクについてのお話なら際限なく提供できると思います(笑)
あと映画も大好きでよくミニシアターに出没します。
などなど興味ある方はお店で音楽、映画の話バンバン振ってください!(←仕事しろ)
どうぞよろしくお願いいたします!
えっとそろそろ本題に入らないと怒られそうなので始めましょう(笑)
今回僕からお話しさせていただくのは、デニム屋アメカジブランドでよく見られる生地名称のお話。
特にシャツの名前にくっついているこの呼び名↓
"デニム"シャツ
"ダンガリー"シャツ
"シャンブレー"シャツ
これらの生地の違い、皆さんはご存じですか??
ここからは写真と一緒にお話ししていきましょう。
まずこちら↓がデニム
デニムとは一般的に「経糸(タテ糸)に染色糸、緯糸(ヨコ糸)に白糸を使用した綾織の生地」のことをいいます。
綾織とは経糸・緯糸3本以上で構成されていて、糸が交差するところが斜めの線に見える織り方のこと、、、
と、文字で説明されてもわかりにくいと思うので図でお見せしますね↓
拡大して見ると上記の図のようにタテ向きの紺糸が少しづつずれて斜めに連なっていて、
少しだけヨコ向きの白糸が表に出てきて、の連鎖になっていると思います。
この織り方は糸の密度を高めることで厚手の生地にすることもでき、非常に丈夫な生地に出来るのです。
ではダンガリーの生地はどうでしょう?↓
実はダンガリー生地もデニムの一種と言われていて同じ綾織なのですが、その違いはというと
デニムは経糸が染色糸、緯糸が白糸なのに対しダンガリーは「経糸に白糸、緯糸に染色糸を使用した綾織の生地」なのです。
図で見るとこんな感じ↓
構成はデニムと同じなのですが白糸が表に出る割合が大きくなるので、デニムよりも淡い色合いになります。
ダンガリーはシャツに使われることが多いので8オンス以下の薄手の生地であることが多いのが特徴です。
では最後にシャンブレー生地。
シャンブレーは色合いはダンガリーに近いですが織り方に違いがあり、
「経糸に染色糸、緯糸に白糸を使用した平織の生地」のことをいいます。
ここで新しい言葉が出てきましたね。
平織とは経糸と緯糸を交互に浮き沈みさせて織る最も一般的な織り方です。
図で表すとこちら↓
綾織とは違い同じ割合で経糸、緯糸が表に出てくるので生地はそれぞれの糸の中間色になります。
最も広く使われている簡単な織り方の為シャンブレー以外にも様々な生地に応用されています。
特徴としては織り方の構成上薄地の生地になるということ、経糸緯糸が均等に配置されている為に表裏が無いことが挙げられます。
とここまで生地についてお話してきましたがお分かりいただけましたでしょうか?
これを知っていればちょっとしたデニムに詳しい人になれます(笑)
ぜひアメカジショップ・デニムショップに行った際は生地の違い、見てみてください!
きっと新しい楽しみ方が出来ると思いますよ。
そんな感じで今回のところは締めようと思います。
こんな話で良ければいつでもお話ししに来てください!
渋谷店でお待ちしております!
座間