ザマ

2024 17 Oct

秋冬の定番アウター!ボンバージャケットについて!

こんにちは!
渋谷店のザマです!

やっと気持ちいい気温に落ち着いてきましたね~最近は仕事の後にブラ~っと散歩するのが習慣になっています。
個人的には軽めのアウターを羽織ってちょうど良いくらいの気候が好きなんですよね!

こんな過ごしやすい気温なものだから映画館に行く頻度も増えてしまいますね!(←関係ないだろ。笑)
最近観て印象的だったのは『サウンド・オブ・フリーダム』という洋画作品です。

児童誘拐、人身売買などの国際的な犯罪の犠牲となった子供たちを救うために戦った、アメリカ合衆国国土安全保障省の捜査官の実話を元にしたサスペンスヒューマンドラマで、主人公の経験した痛みと苦悩がとてもリアルに描かれており観ていて少し苦しくなりましたがとても響くものがありました。
この映画の製作者達はこの現実を皆に知ってほしいと、チケットを買う金銭的な余裕のない人たちも観ることができるプロジェクトを立ち上げ公式サイトで公開しています。映画館に観に行くのはチケットを買うのも含めてハードルが高いという方もいらっしゃるかもしれませんが、気になった方はぜひ観てみてください!

 

それでは今月のお話に入っていきましょう!

もう10月にもなると色々なお店でもアウター類が入荷してきて、皆さんもそろそろ冬に着る物を探し始めている頃でしょうか?
当店ではこんな商品が入荷してきています↓


これらは俗に"ボンバージャケット(ボマージャケット)"と呼ばれるタイプのアウターなのですが、
具体的にはどんなジャケットなのか?というのはご存知でしょうか??

というわけで今回はこのボンバージャケットについてのお話をしていきたいと思います~

 

早速ですがまずはこの呼称のお話からしていきましょう。
このボンバーとは皆さんご存知"爆弾"のことなので、直訳すると爆弾ジャケット??になってしまいますね(笑)

ちょっと恐いようなコミカルなようなすごーく微妙な呼び名(←失礼)ですがこれにはちゃんと理由があり、それはこのタイプのルーツであるとあるミリタリージャケットに由来しているのです。
それがこちら↓


これは"MA-1(エムエーワン)"というタイプのアメリカ空軍が防寒用に着ていたフライトジャケットで、日本ではALPHA社製の物が非常に有名ですね!
主な特徴としては、ショート丈で動きの妨げにならないようアームに余裕があり袖先や裾はリブに、さらには狭い機内で物に引っかかったりしないよう袖に付いたペンホルダー&シガーポケット以外の装飾は極力省いたデザインになっています。また、上空では非常に寒くなり水分があると凍り付いてしまう危険性があるため素材には水を弾くナイロンが使われています。
他にも裏が発色の良いオレンジ色である理由や、前身頃よりも後身頃の方が短く作られていたりと色々あるのですが、、、今はこちらがメインではないので省略しますね(笑)


さて話を呼称の方に戻しますと、このジャケットを"空軍の爆撃機のパイロットが着ている"ということから

爆撃機に乗る人のジャケット

爆弾を投下する人のジャケット

爆弾ジャケット(ボンバージャケット)

と呼ばれるようになったのです。
なんとも安易な、、、おっと余計なことは言わないでおきましょう(笑)



そんなアウターをベースに作られた当ブランドのボンバージャケットですが、
概ねオリジナルMA-1のリテールを踏襲しております↓

・ショート丈

・袖&裾がリブ

・余裕を持たせたアーム周り


主な変更点は全体シルエットがMA-1と比べるとやや細身でスタイリッシュになっていることや、シガーポケットなどのリテールも省いてよりシンプルなデザインになっていることが挙げられますが、
最も大きな部分はやはり当社オリジナル(デニムや刺子など)の生地が使われていることですね!←ここが一番大事
メインの素材はコットンなのですが、こちらは遥か上空の水分が凍ってしまうような場所で着用することはほぼ無いので問題ありません!(←当たり前だろ。笑)
定番のデニム生地の他に今シーズンの新作で刺子やヘリンボーンツイードデニム生地の物もございますので、ぜひチェックしてみてください!


というわけで今回はボンバージャケットの解説をしてきましたがいかがでしたか??
比較的メジャーで汎用性の高いタイプのジャケットなので、1着持っておくとファッションの幅を大きく広げられるかもしれませんね!
ぜひ一度店頭に見に来てみてください!

それでは渋谷店でお待ちしております!

 

ザマ