MOMOTARO JEANS 青山店

2022 27 Feb

【第1回】北村のG003-MB育成記録

皆様こんにちは。青山店のキタムラです。

2月も早いものであと少し。

ズッシリとした重いコートの着れる季節はまもなく終わりを迎えます。
同時に、軽やかなコートを着れる楽しみはあるもののどこか寂しく感じます。

シーズンの最後にと、暖かいアウターを頻繁に着回しているのは僕だけじゃないはずです。

 

 

さて、今年から他のスタッフも続々とご紹介させて頂いている‘"育成記録"。
青山店からはキタムラが代表してご紹介します。

ちなみに青山店には店長の嘉数という色落ちの変態天才がいますが、

マイペースに、のんびりとしたジーンズの変容を届けられたらと思います。

 
 
【育成記録ジーンズのご紹介】
  G003-MB / 銅丹クラシックストレート
 
 
14.7ozの生地は穿き込むごとにまさに快適そのもの。
 
詳しくは後述しますが、洗濯回数を重ねているため柔らかな生地へと経年変化しています。
レガシィブルーらしい青みも洗濯するごとにその顔を覗かせてきています。
 
形は1番ゆったりしたクラシックストレート。
古くからあるような太めの形です。
 
 
 
【G003-MBを選んだ理由】
 
 
何も考えず、テキトーに使える普通の一本が欲しいなと思い選びました。
 
では、"普通の"ジーンズとは一体どんなジーンズを指すのでしょうか?
 
僕が選んだ"普通"についてちょっとここらで詳しく話をさせてもらいます。
 
 
 
現在桃太郎ジーンズには多くのシルエットや生地がございます。
これらは時代を積み重ねた先人達の工夫によってつくられた種類といっても過言ではごさいません。
 
しかしながら、本来ジーンズは作業時のワークウェアとしてその多くが太いシルエットとして誕生しました。
ワークウェアとして使われる分、丈夫で動きやすく、なおかつ安価(当時は)であることが求められました。
 
ストレッチ素材など存在しない昔、動きやすさを確保するには
シルエットを太くすることでワーカーのニーズに合わせました。
 
つまりは、ジーンズは元々ワークウェアで動きやすい太い形スタンダードということになります。
 
時代を重ね様々なシルエットが存在する現代においてもその地位を確立しております。
 
余談ですがジーンズはチノパンツといったトラウザーに比べ縫製やシルエットが
作業着用に大量生産されやすい作りになっているのはその理由でございます。
 
天才が色落ちさせたサンプルのジーンズです。
 
次に生地。
 
 
G003-MBで用いられてる生地は"レガシィブルー"という日本製ジーンズがはじめて作られたとされる
1960〜70年代当時の青味が強い色を再現しております。
 つまりは、我が国におけるスタンダードの色がここで誕生した訳でございます。
当時を知る桃太郎ラバーの皆様には"ブルージーンズ"という言い方だと馴染みがあるかもしれません。
 
TVドラマで見たデニムオンデニムの刑事が着ていたあのデニムの色のように、とても馴染み深い色味。
 
加えて防縮加工や毛焼き加工といった当時のジーンズでもされていたであろう
加工を施すことにより、とても穿きやすい生地になっております。
 
結果として、スタンダードな形にどこか見覚えがある色味が加わることにより
"とても普通"なジーンズとして何も考えずに穿ける一本になりました。
 
【サイズ感について】
   着用サイズ/W32
 
キタムラはクラシックストレートのジャストサイズですと30インチになりますが、
 
こちらは32インチを愛用しています。
 
股上が深いシルエットの為、ジャストで合わせるとおへその位置にウエストが合いますが、
腰骨辺りで引っ掛けるような形で穿いてみようと32インチにしました。
 
柔らかい生地とゆったりとしたシルエットにより、
まるで何も穿いていないかと如く快適な着用感を味わえます。
 
下の画像はW30を穿いていたころの様子です。
かなり見え方が違いますね。
 
昔穿いていたW30のG003-MBです。
インスタのアーカイブから探すのに時間が掛かりました。。。
 
 
実は、1960〜70年代のスタイルに近づけるべくG004-MBのスリムテーパードとも悩んだのですが
ゆったりとしたサイズ感で合わせるときクラシックストレートのほうがより生地がストンと落ち
ドレープ感も楽しめそうだなと思ってこちらに決めました。
 
最後にレングスですが、ジャスト〜少々長めに合わせています。
ここは完全に好みなのですが、ゆったりしたシルエットに大きくクッションを
乗せるシルエットがなんとなく"普通"だなと思ってこの長さにしてみました。
 
 
【育成記録】
 
 
他の育成記録の中でも、もしかしたら店長の嘉数よりも育っているのがこの裾部分になります。
 
これは、お洗濯の回数を重ねることにより裾部分の縫製糸がギュッと縮まり、
パッカリングという現象が起きている為でございます。
 
洗濯を多くするキタムラならではの色落ちです。
 
 
前ポケットはあまり使わないのですが色落ちが進んできております。
こういった個人差をお楽しみになれるのはジーンズの面白い点ではないのでしょうか。
 
左:新品 右:私物
新品と比べてみても全体的に色が落ちているのが分かるかと。
 
 
これからもスローに何も考えずに穿ける一本を目指し、育てていこうかと思います。
 
 
 
最後に、ページ下部からジーンズの購入ページへと進めるのですが
そこに写っている靴は全て僕の貸し出しをした私物です。
 
他の桃太郎ジーンズの定番ジーンズにも僕の靴が
使われているのでそちらにもご注目下さいませ。
 
 
 
(実は、つい最近まで気づかなかったのは秘密で、、、)
 
 
 
LOT:G003-MB
COLOR:ID
SIZE:28/29/30/31/32/33/34/36
PRICE:¥24,200(10% TAX IN) 

LOT:G003-MK
COLOR:ID
SIZE:38/40/42/44/46/48
PRICE:¥26,400(10% TAX IN) 
 
LOT:G003-MZ
COLOR:ID
SIZE:28/29/30/31/32/33/34/36
PRICE:¥24,200(10% TAX IN) 
 
LOT:G003-MZK
COLOR:ID
SIZE:38/40/42/44/46/48
PRICE:¥26,400(10% TAX IN) 

青山店 北村
MAIL:aoyama@japanblue.co.jp

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