オオハシ
桃太郎ジーンズの定番、刺子の魅力
皆様こんにちは。
本日はタイトルにもあります通り
桃太郎ジーンズ定番の刺し子についてのご紹介です。
少し長めにタラタラと書こうと思いますので、
読み物の様にコーヒーなどと一緒にリラックスして読んでくださればと思います。
桃太郎ジーンズでは最近藍が入ったチョコレートも販売しておりますので
そちらを食べながらというのもおすすめです!笑

さて本題に入りますが、桃太郎ジーンズでは長く愛用されている
刺子の生地は本当に面白味があってどっぷり沼にハマってしまうような魅力があります。
ここで、"刺子"とはというところですが
皆様は突然刺子と言われると布に対してハンドステッチの刺繍が施された
柄のようなものをイメージする方が多いと思います。
僕も以前はそのうちの一人でした。

刺子の歴史としては、16世紀に服を売る際に
生地の補強、保温という実用性のある目的に併せて
豊作や魔除け、商売繁盛など当時の人たちの願いも込められて入れられました。
生地に糸を張り巡らせて、糸切れをしたところが服に一番負荷がかかるなど
作った服の摩耗を図るツールとしても使われていたそうな。
発祥は東北地方だそうで、保温や豊作への願いといった観点からも当時の様子がうかがえますね。
さてそんな刺子生地ですが、時代と共に手作業から機械へと移り変わりました。
経糸と緯糸に太い糸をいれて表現するこの刺子生地。

特筆するべきは生地表面のこの凹凸と柔らかさ。。
やはりどこまでいっても刺子生地なので凹凸があるのはもちろんなのですが、
ここまでしっかり出ていると生地の分厚さや綺麗な色落ちが期待できます。
濃いインディゴで染められているのも上品さを醸し出しています。
着心地は抜群で、一見すると固そうな印象を受けますが、着てみるととっても柔らかいです。
ベストはもちろん、ジャケットや以前にはパンツ等も作っておりました。
そのくらいに万能な生地ですね。


ジーンズは穿いていくごとにシワがたまっていき、シワによって当たり方は千差万別。
同じ形同じサイズでも人によって色落ちが全然違うものです。
アタリというのはそういったヒゲやハチノスなどの凹凸から色落ちをしますが
刺子はデフォルトで凹凸があり、当たるところと当たらないところがくっきりと分かれます。
そのコントラストもまた一興なのですが。

ブログのサムネイルにも使ったこちらの写真。
圧巻の色落ちです。やはり淡い色もどちらもいいですね。
先日のInstagram、IGTVにも商品紹介とコーディネートの例を載せてますので
是非そちらもご確認頂けたらと思います。
色が落ちた後でも本当に着やすい1着なので
是非2枚買いなんかもおススメ。気付いたらなくなっている1着です。
青山店 大橋
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