大杉 清
ちょっとした話「修理に出したジーンズが戻ってきました」
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日のブログは高円寺店より大杉が担当でございます。
覚えていてくださっているでしょうか?
以前、下記のブログにて触れました
過去ブログ:「ジーンズを修理に出すタイミングとは?」
修理に出したジーンズが戻ってきましたので、ちょいとご紹介できればと思います。
本日もよろしければお付き合いください。
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まずは、表側。
股付近が破れていたのですが、修理がされているのはお判りいただけるでしょうか?
ぱっと見、
分かりません!
これぞ職人芸、寄って見て分かります。
修理前は一応こんな感じでした。
裏返すと、
こんな感じ。
細かく、しっかり縫い付けが行われています。
手触りも固くて、安心感があります。
個人的に好きな修理のポイントが、
ピンクステッチ付近の穴の修理です。
黒いあて布が施されているのがお分かりいただけるでしょうか?
凄く、細かく、小さなあて布です。
場所や部位によってあて布の種類が変わるのですが、この辺りは工場や職人さんの匙加減です。
職人さんの心遣いを感じてもらえるはず。
ですので、戻ってきたときに、どう修理が行われたのか?という点を気にしながらジーンズを見てください。
一つ一つの細やかな作業が、ジーンズを穿くことができなかった時間を「待ってよかった」という気持ちへと昇華させてくれるはずです。笑
それでは、また。
…と、行きたいところですが、皆様もうすでにご存じかもしれません。
23AW受注会…!!!
正直、今回の新作の良さは写真だけでは伝わりません。
着ると分かります。笑
良い洋服づくりの”良い”部分というのは、一目で伝わることは少ないのです。
着用したときの心地よさだったり、シルエットの見え方、シワの出方など計算されています。
今回の新作はモノづくりのレベルが一つも二つも上がっているので、こういった部分を皆様と楽しくお話しできればと思います!
詳しくはこちらをご覧ください。
過去ブログ:「2023 Autumn & Winter 新作展示受注会のお知らせ」
普段のブログと変わらぬ熱量でお客様へお品物のご紹介をできればと思います。
次回以降のブログも、しっかりと書いていこうと思うので、楽しみにお待ちいただければ幸いです!
それでは、また!
高円寺店 大杉