大杉 清
ジージャンはどう着るのが正解なの? ~3105SP編~
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日のブログは高円寺店より大杉が担当でございます。
個人的な話なのですが、冬アウターをしまいました。
やっと春本番!といった所でしょうか。
皆様の気分もやはり春、ということでここ最近、ジージャンが大人気です。
飛ぶように無くなっています。どうかお考えの方はお早めに。笑
さてさて、先週触れました「ジージャンの着方」
本日は意外と紹介されていない、3rdのジージャンをご紹介しようと思います。
よろしければお付き合いください。
▼3105SP
1st、2nd、3rdと見ていくと、1st → 2nd は大きく変化していないように感じます。
ただ、2nd → 3rd は結構変化していると思いませんか?
簡単に歴史的なお話をすると… ※ご存知の方は読み飛ばしてください。
ジージャンが作業着だったことは皆様ご存知だと思います。
「ジージャン」は作業着としての実用性を求めて、1stタイプ、2ndタイプと変化していきます。
時代が進むにつれ、ジージャンは作業着ではなく「ファッションアイテム」として若者の間に浸透し始めます。
そういった空気を感じ取った某L社は、3rdタイプのジャケットは作業着ではなく、「ファッションアイテム」として誕生させました。
それがたちまち大ヒット。
今で言うとフィッシングベストがファッションアイテムとして雑誌に紹介されている感覚が近いかもしれませんね。
そうやってまた形が変わっていくのですが…
長くなりそうなので、まとめると、
「2ndタイプのジャケットまでは作業着」、「3rdタイプのジャケット以降はファッションアイテム」として扱われている、となんとなく思っていただければ問題ないかなと!
で、3rdタイプに関しては、
特徴的なポケットが目を惹きます。
立体感を持たせるためにこうしているとかしていないとか。
他にも、2ndタイプのジージャンは背中に「アクションプリーツ」が入っていますが、
3rdには、
入っていません!
そのため、背中がスッキリして見えます。
縫い付けも微妙にカーブしているので、
体のラインに沿ったシルエットが出ます。
2ndジャケットと同じように、着用と洗濯を繰り返すことで背中の生地の余りはスッキリしてきます。
着用すると…
こんな感じです。
ウエストが少しシェイプして見えることも含めて、個人的に3rdタイプのジャケットはジージャンの中でも特に「スマートさ」が詰まったジャケットだと感じます。
なので、コーディネートとしても、シャンブレーを使ったワークシャツも良いのですが、ボタンダウンシャツの様な少しかしこまったシャツを合わせてもらうと雰囲気が引き締まって見えるのでオススメです。
良い写真が無くて申し訳ございません…!
敢えて「アメカジ」を気にしない方がコーディネートとしては面白いかもしれませんね。
パンツの太さはそこまで気にしていただかなくても問題ないかとは思うのですが、細め~普通めくらいのシルエットで合わせた方が収まりは良さそうな印象です。
ブログの都合上、難しいのですが、もし僕がプライベートで3rdタイプのジージャンを着用するなら、グレーのスラックスや形の綺麗なチノパンを合わせると良い感じだろうな、と指を咥えて見ております。笑
着ると欲しくなるんだよな~。笑
クラシックな観点から考えると、少し癖があるジャケットなのですが、それが逆に癖になるジャケットではないでしょうか。
クラシックさとスタイルの良さを両立させたい方、オススメです!
余談ですが、名だたるアメカジブランドやセレクトショップなどでも3rdタイプのジージャンをよくみかけるようになりました。
70年代っぽい洋服が少しはやり始めていることを考えると、3rdタイプのジージャンも近々流行りが来るかもしれませんね!
流行を先取りたい方も、そうでない方もよろしければご検討ください!
2ndタイプはどうしようかな~と、若干気が進みません。笑
気になることなどあればお気軽に高円寺店までご連絡くださいね。
それでは、また。
高円寺店 大杉