大杉 清
ちょっとした話 「ジージャンって縮む?(中編)」
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日のブログは高円寺店より大杉が担当でございます。
肌寒いながらも、どこか暖かく、日に日に春に近づいている気がします。
スタッフの気分も春でございます。
以前よりもジージャンを着る機会が圧倒的に増えました。
ということで以前の続き、「ジージャンって縮む?」のお話をしていきます。
→ 前回:「ジージャンって縮む?(前編)」
よろしければお付き合いください。
よくある質問 その3
Q, ジーンズとの色落ちを合わせてセットアップで着るにはどうしたらいいですか?
A, ジージャンの方が色落ちが遅いことが多いので、色落ちを合わせたいジーンズとは別にジャケットのみで着ることも必要です。
色落ちが合っているセットアップは憧れますよね。
私もサンプルを着用して撮影に臨んだのですが…
めちゃくちゃテンションが上がりました。そう見えないのはいつもの事です。
それはさておき、ジージャンは中々ひねくれておりまして、ジーンズとジージャンを同じ頻度、同じタイミングでお洗濯をしても、徐々に色合いはズレていきます。
と、いうのも人間の生活上、上半身に比べ下半身の方をよく動かします。
歩いたり、しゃがんだり、座ったり、膝をついたり…
この動きのおかげでジーンズは至るところにシワが入り、色が落ちていくわけでございます。
片やジャケットのシワが入る個所と言えば”ひじの内側”のみ。
個人差はあると思うのですが、上下の色が合わなくなるのは人間の体の都合上しょうがないことかもしれません。
それに夏場もジーンズは穿くことが出来ますしね。
着用の期間にも違いが出てきます。
ちなみに余談ではありますが、
Mr.中常のセットアップは
ジーンズ:着用半年
ジャケット:着用1年
見比べていただくと色合いはほとんど変わりません。
半年着用したジーンズは着用期間1年のジージャンの色合いに追いついてしまったというわけです。
ジージャンは着用出来る期間も限られていることが多いので、色落ちのスピードはジーンズに比べるとどうしても遅くなりがちでございます。
ここまで読んでくださった方で中には「セットアップってめんどくさいな」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、「色が合わない時期」を乗り越えると「極上のセットアップ」が待っております。
「色が合わない時期」を乗り越えるコツとしては前述の通り、ジージャン”単品”で着ることが必要になってくるのですが、そうなると難しいのがジージャンの永遠のテーマ、「サイズ選び」でございます。
サイズ選びについても長くなりそうなので次回にしようかと思います。
まさかこんなに長くなるとは想像しておりませんでした。
まだまだ喋り足りないのですが本日はここまで。
何か気になることがあれば高円寺店までご連絡くださいね。
ではまた次回。
高円寺店 大杉
ちなみに、
余談ではございますが、
色合いが合っているかどうかはそんなに気にする必要もないかもしれません。
関西のトリックスター、Mr.田中はこのように上下の色の合わないデニムを上手に着こなしております。
上下の色が合ってないからこそ、ジーンズの色落ちが際立ちます。
かっこいいですね~。
Mr.田中のジーンズ愛が伝わってきます。
一見、上級者向けに見えるコーディネートですが、着てしまえば何とかなるもの。
必要なのは意外と度胸だけだったりするかもしれません。
皆様もぜひ真似してみてはいかがでしょうか?