大杉 清
そもそもロールアップとは何なのか?
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日のブログは高円寺店より大杉が担当でございます。
まだまだ暑い日は続くものの、湿度で蒸し暑い日は減ってきたように思います。
そういった気温の変化もあるのか秋冬に向けてジーンズを選びに来てくださる方も増えてきた気がします。
本当にありがたいことで、お店に来てくださる皆様は「良いジーンズ」を求めにご来店されることが多いです。
ジーンズの楽しみ方は様々なので、皆様が思うような楽しみ方をしてくだされば僕たちも嬉しいです。
ただ、「良いジーンズ」をもっと楽しむ方法を知らないでいるのは「それは少しもったいないのでは…」と貧乏性な僕は思ってしまうわけです。
例えば、お刺身を食べるときには醤油をつける方が多いかと思います。わさびがあるともっとおいしいですよね。
これから旬のカツオはポン酢、人によってはみょうが、しょうが、玉ねぎ等とトッピングが沢山あると思うのですがこんなに美味しいトッピングを知らないままでいるのってもったいないと思いませんか?
こんな珍しい食べ方あるよって人は教えてください。
さてさて、毎度のごとく前置きが長くなりましたが、
今回のブログでは「良いジーンズ」を存分に楽しむ上で、ちょっとした”味付け”的な方法をお伝えできれば、と考えております。
よろしければお付き合いください。
▼ロールアップ
知ってそうで知らない話、「そもそもロールアップとは?」
ジーンズの裾を折り返して穿くことを指します。
1回折り返したり、2回折り返したりと種類があるのですが、1回折り、2回折り、太め、細め、どれもロールアップです。
引きずらないように長さの調節が出来るのはもちろん、
暗めの色の靴に裾上げなしで穿くと重たい印象や野暮ったい印象を…
(これはこれでかっこいいんですが…)
折り返してカジュアルで軽やかな印象に。
(靴下が見えるほど折り返さなくてもOKです!)
折り返すだけでジーンズの雰囲気が変えられるのはありがたいですね。
余談ではありますが、僕は暗めの色のブーツや革靴が多いのでよく折り返してます。
ちなみに、
良いジーンズによく見られるディティールの「セルヴィッチ」や「チェーンステッチ」を見せびらかすような穿き方にもなるので、
ジーンズ好きな人からは「こやつ、出来る…!」や「良いの穿いているな…!」と思ってもらえるはず。笑
足首を見せて涼しくも穿いてもらえます。
太さや回数はお好みで。
と言いつつ、太いシルエットのジーンズは少し太めに、細身のシルエットは細く折り返すとなんとなくおさまりが良いです。笑
また、余談ではありますが、太く折り返した方がクラシックな印象になります。
定かではないのですが、ロールアップの起源は「カウボーイ」だとか。
折り返した裾をポケット代わりにして煙草を入れたり、2回折り返した生地に吸殻を押し付けて火を消したりして、山火事防止をしたとかしてないとか…
そういった理由もあって太い方がクラシックな印象になるみたいです。
本当かどうか今となっては分かりませんが、こういった逸話があるのはロマンですよね。
話がまた脱線しそうなのでお話をまとめますと、「長さを調節したり、ジーンズの印象を変えたり、良いジーンズだという証拠を見せびらかせたり出来る」のがロールアップです。
そのまま穿いても十分かっこいいんですが、たまに気分を変えたい時、普段のジーンズに飽きた時に折り返すのは中々悪くない気分転換です。
折り返すだけで簡単にできますので、よろしければお試しください。
試したいけど分からない、そんな方は一度ご相談くださいね。
それでは、また!
178㎝ 64Kg
高円寺店 大杉