大杉 清

2021 20 Dec

ちょっとした話 ~15.7oz比べてみました~

 
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日のブログは高円寺店より大杉が担当でございます。
 
 
今回のブログは、ブログが変更になる前に密やかに行っておりました
「お客様が疑問に思われていたことを不定期に発信する"ちょっとした話"」をお送りしたいと思います。
といってもまだ1回しか書いていませんでしたが
 
着用する上で、どちらでもいい、気にならないような細かいことを発信してまいります。
お好きな方はどうぞお付き合いください。
 
細かい事は気にならない!
そんな方は「こんな世界もあるのか」と思いながら、読んでいただければ幸いです。
 
 
~15.7ozを比べてみました~
 
今回のお話の焦点は15.7oz
 
 
 
一般的に流通しているデニムは12~13ozくらいと言われているのですが、
桃太郎ジーンズでは14.7oz「銅丹レーベル」と15.7oz「出陣レーベル」と「ヴィンテージレーベル」の2種類の生地をご用意をしております。

一般的なデニムに比べると割と分厚いというのが桃太郎ジーンズのブランドとしての特徴ですね。
 
生地が分厚くなればなるほど衣服としての着心地の良さは損なわれていくのですが、
どちらのレーベルもジンバブエコットンという最高級のコットンを使用しているため、”分厚いけど、分厚さを感じさせない、心地よい履き心地”という、本来両立しないものを可能にしてしまったのは桃太郎ジーンズのすごさではないかなと個人的に感じております。


話が若干逸れましたが、今回は「出陣レーベル」と「ヴィンテージレーベル」の違いについて触れていきます。




 
大まかな違いと言えばデザインが違うという事くらいでしょうか。
ただ、細かい仕様や履き心地が皆様の所有欲や満足感を変えていきます。
 
 
▽生地の仕上げ
 
出陣レーベル:防縮加工あり、ねじれ防止加工なし
 
ヴィンテージレーベル:防縮加工、ねじれ防止加工、どちらもなし。


ヴィンテージレーベルの生地は上記の様な加工を何も施していない”キバタデニム”と呼ばれる生地を使っています。
分厚さから考えるとどちらも穿きやすい事には変わりはございません。

ただ、ヴィンテージレーベルは出陣レーベルに比べると、より本格的な履き心地や生地の堅牢さを感じるような生地になっています。



そういったことを踏まえると、柔らかな穿き心地重視の方は出陣レーベル、硬い生地感重視の方はヴィンテージレーベルとお好みに合わせて選んでいただくと良いかもしれません。
(余談にはなるのですが、出陣レーベルにはジッパーのタイプもご用意があります。)


▽色落ち

次に色落ちです。
やはりジーンズとは切っても切れない関係にある”色落ち”をご紹介していきます。

出陣レーベル



ヴィンテージレーベル



穿き方でヒゲの入り方に違いはあるものの、ヴィンテージレーベルの方が少し無骨な印象です。

対し、出陣レーベルは色の濃さは感じるものの少し柔らかな印象を受けます。
 
もっと寄っていきます。



←ヴィンテージレーベル 出陣レーベル→

いかがでしょうか。

ここが写真の限界で申し訳ないのですが、

ヴィンテージレーベルは”糸一本一本が目立つようなザラザラとしたムラのある色落ち”を、

出陣レーベルは”面が均一に揃い、ムラもありながら少しだけツルツルしたような滑らかな色落ち”をしています。

どちらもいいですね~!
 

こんな色落ちを見てしまうと、本数だけ増えてしまい色落ちが進まないなんてこともしばしば…



▽まとめると…

全然ちょっとした話にならず、長くなってしまったので
お話をまとめますと、

桃太郎ジーンズの”ものづくり”を体感したい方 → 出陣レーベル

本格的なヴィンテージジーンズに触れたい方 → ヴィンテージレーベル

がオススメかと個人的には考えております。
(デザインで決めて下さっても良いかもしれませんね。)

同じ分厚さでも、足を通していただくと穿き心地の違いにきっと驚いていただけますよ。
穿き心地と色落ちが比例するのもまたジーンズの面白い所でございます。


ちなみに、今回のブログで撮影に使用した色落ちのサンプルは高円寺店にすべて置いてありますので、気になる方はぜひお立ち寄りくださいね。
写真では伝わらない感動に出会っていただけるはずです。

まだまだ喋り足りないのですが、本日はここまで。
お付き合いいただきありがとうございました。

高円寺店 大杉

 

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Mail:kouenji@japanblue.co.jp

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