大杉 清
桃太郎ジーンズの”黒”へのこだわり
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日のブログは高円寺店より大杉が担当でございます。
さあさあ新年。
ということで、本日もブログをしっかり書いていくわけなのですが、
中常のこちらのブログは読んでいただいたでしょうか?
【新登場!】ブラックペインターパンツのご紹介。
春夏物の新作が入荷してきました。
最近何かと「BLKデニム」の商品が増えてきたなと同時に「BLKデニム」へのお問い合わせも増えてきたなぁと感じます。
ですので、ここらへんで一度、桃太郎ジーンズのBLKの凄さをお伝えしなければと思い、今に至ります。笑
本日もよろしければお付き合いください。
▼桃太郎ジーンズのBLKの凄さ
人気商品のこちら。
すでにお持ちの方、ご覧いただいた方も多いはず。
定番として作っていたBLKジーンズは
こちらです。
使用しているパーツに違いはあるものの、”生地はどちらも同じく15.7oz”です。
色落ちはこちら。
新品と比べてみても大分印象が変わります。
桃太郎ジーンズの定番ジーンズの特徴と言えば、外せないのは「濃い色味」です。
その、「濃い色味」にちなんでBLKジーンズも、
経糸(たていと)と緯糸(よこいと)に染色が施された糸を使用して、濃い黒色に見えるように染色しています。
某ミュージシャンが「 縦の糸はあなた~ 横の糸は私~ 織りなす布は~ 」と歌っていますが、布や生地というのはこの歌詞の通り、糸を縦と横に交差させることにより生地が構成されています。
大体のデニムの生地というのは、経糸がインディゴで染まっていて、緯糸には白系の糸が使われることがほとんどです。
また、デニム生地の織り方は、「綾織(あやおり)」と言いまして、表地は経糸、裏地には緯糸の割合が多くなるのが特徴です。
なので、
ロールアップをして裏返したときに色が白っぽくなるのはそのためです。
一方、一般的なBLKデニムですが、やはり色は違えどデニム生地。
経糸は黒に染まっていて、緯糸は白系の糸です。
古着屋さんでよく見かけるBLKジーンズや、加工されて色が落ちているBLKデニムは「黒というよりはグレー」が強い感じに仕上がっている印象を受けるかもしれません。
どうしてかと言えばそれは”緯糸が染まっていないから”なんですね~
秋冬物で発売されていたグレーデニムと、15.7ozのBLKの生地と比べてみると
こんな感じ。
染色の違いはあるものの、経糸と緯糸を染めているからこそ色味が強く、はっきりとした印象へと仕上がります。
なので、
一般的なBLKデニムと比べて、色が抜けないところはずっと色が濃いままなので、メリハリが強く出て、迫力のある色落ちに仕上がります。
経糸と緯糸を染めるという工程こそシンプルですが、それ故に迫力のある色落ちにつながっていくのは桃太郎ジーンズのBLKの生地の良いところであり、面白いところではないかなと思います!
着用してみると、
締りのある印象になります。
正直、BLKデニムは色を落とさなくても十分かっこいいです。笑
引き締まって見えますね~
おろしたてのインディゴデニムは”真新しい感じ”や”着せられてる感”が出るのですが、BLKデニムはそんなことありません。
買ったその日から即戦力になり、
色が落ちても落ちなくてもかっこいい、
”一本で二度美味しいBLKデニム”、非常におすすめです。
ちなみに、
BLKのジージャンもご用意しております。
ぜひお試しください!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、また。
高円寺店 大杉