MOMOTARO JEANS 岡山店

2022 17 Dec

色落ちについて少しマニアックな話です。

皆様こんにちは。

本日は、桃太郎ジーンズ岡山店 原田 が担当致します。

私は今回の投稿が2022年のBLOG納めです。
是非、最後までお付き合いをお願い致します。

さて、今回の投稿はタイトルにある通り、
私、原田がジーンズを育てるにあたり、大事にしている
少しマニアックな色落ちへの拘りを記事にして行きます。

まずは、私の最も付き合いの長いジーンズの写真をどうぞ。


G003-MB/銅丹クラシックストレート(ボタンフライ)

色落ちをさせて行く過程で、私は基本的に自然に穿いて落とす。
特に、普段穿いている以外にジーンズに対して行っている事はありません。

ただ、ここの色落ちは綺麗(※あくまで個人の感想です)にしたいという箇所があります。

それがこの写真です。

これは、セルヴィッチの形に合わせて生地表面に出てくるアタリです。
ここにどんな拘りがあるかと言いますと、セルヴィッチの両端のアタリを綺麗に出したいという事です。

『いやいや、こんな色落ちは普通に穿いていたら出るでしょう。』と皆様思うかも知れません。
ですが、この綺麗な真っ直ぐのアタリは普通に穿いていると出ない事があります。

次の写真をどうぞ。

少し分かり難いですが、赤の線で囲っている部分、
よく見るとセルヴィッチのアタリが出てないですよね。
この理由は、セルヴィッチにあります。

では、この写真をご覧下さい。

この写真は、アタリが変についている部分を裏から撮った写真です。
セルヴィッチ外側の部分が内側に入ってるのが確認出来ます。

この状態で穿き続けると、セルヴィッチ上のアタリが真っ直ぐ出ません。
一部、欠損したようなアタリになります。

【セルヴィッチが綺麗に開いた状態でアタリをつけたい。】

ここが、私のマニアックな色落ちの拘りです。

この写真のように綺麗にセルヴィッチが開いた状態で穿き込む事で
真っ直ぐ綺麗な色落ちをしてくれます。

色落ちのさせ方はジーンズが好きな方なら、自分なりの拘りがあるのではないでしょうか。

自己満足でしかありませんが、それがジーンズを育てる楽しみの1つだと私は考えています。

皆様も是非何かに拘ってジーンズを育てて見てくださいね。
思い通りにアタリがついたときは本当に嬉しいものです。

穿き始めてから、その答えが出るのは数年後にはなりますがその過程を皆様も楽しんで下さい!
 

それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。
少し気が早いですが、皆様、良い年末年始をお過ごし下さい!

岡山店 原田
MAIL:okayama@japanblue.co.jp 

 

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