イセキ
シャツのヴィンテージについて
おはようございます、こんにちは、こんばんは!
井関のブログから失礼します。
大阪店藪田です。
本日は改めてシャツのビンテージのディティールについて、お伝えしたいと思います!
~シャツのヴィンテージ加工について~
・空環仕上げ
こちら空環仕上げと言い諸説あるようですが、大量生産の時代に移り変わる中
ミシンを裾でキチンと止めて処理するよりもそのまま流していったほうが
効率が良いことからこのような仕様になったと言われています!
今ではあえてそれを再現してヴィンテージテイストを出しています
もちろん切ってしまっても構いませんが、あったほうがヴィンテージな雰囲気プンプンです!
・三本針(トリプルステッチ)
三本針のミシンよる縫製。ワークシャツなどの強度が求められる縫製で使われた。トリプルステッチと呼ばれることもある。今ではヴィンテージ感溢れる縫製です!
・チンストラップ
通称「チンスト」とも呼ばれます。そもそもチン[chin]とは顎[アゴ]のことで、要するにアゴストラップです!
でもそれじゃあ流石にカッコ悪いので「チンスト」と名付けられました。
30年代以前のワークシャツやカバーオールに見られた仕様で
トップボタン(一番上のボタン)部分に付いているストラップの事を指します。
衿のバタつきを抑える役割があったようです。
今ではこの頃をモチーフにしたワークシャツには欠かせないディティールとなっています!
・ネコ目ボタン
文字通り「猫の目」のようになっているので「猫目ボタン」と言います。
見た目も特徴的ですが、表にボタンの付け糸が出ないので糸が擦り切れる事が少ないという
機能面を考慮して付けられていました。
60年代以前のシャツに多く見られ、割と大き目のボタンが多く
猫目ボタンが付いてるだけで見た目にもグッとこだわり感が増します!
いかがでしたか?
何気に着ているシャツにもヴィンテージが施されています!
既にお持ちのお客様も検討されているお客様もよりシャツを好きになって頂ければ嬉しいです!
大阪店 藪田(井関)